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唇が乾燥したらどうすればいい?リップやワセリンでの対処法など紹介

リップケア
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「唇が乾燥してする皮が剥けてしまう!」

「こまめにリップを塗っているのにすぐ唇が乾燥する……」

このような悩みをお持ちではありませんか?

唇は身体の中でも特に乾燥しやすい部位であり、放っておくと口唇炎や口角炎などの炎症が起こってしまう可能性もあります。

秋冬の空気の乾燥だけでなく、紫外線やエアコンなど外部刺激を受けやすい箇所でもあるので、季節を問わずケアをすることが大切です。

この記事では唇が乾燥する原因や対策法、そして唇の乾燥を予防するために普段から意識すべきポイントを紹介します。

唇の乾燥による皮剥けやひび割れなどのトラブルに悩んでいる人の役に立つ内容となっているため、最後までご覧ください。

「すぐ皮剥けしてなかなか治らない……」唇が乾燥してしまう理由とは

「そもそも唇はなぜ乾燥しやすいのか?」と疑問に思う人も多いでしょう。

唇が乾燥しやすい原因は以下の3つです。

  • バリア機能が弱い
  • 生活習慣が乱れている
  • マスクによる水分の蒸発

1つずつ解説していきます。

バリア機能が弱い

唇が乾燥しやすい原因の1つとして、バリア機能が弱いことが挙げられます。

唇は身体の中でも肌のバリア機能の役割をしている角質層が非常に薄い部位です。

皮脂腺や汗腺もほとんど存在せず、角質細胞の天然保湿成分(NMF)が少ないため、皮膚内の水分が逃げてしまい乾燥の原因と言われています。

また唇は皮膚を守る働きをするメラニン色素が少ないため、紫外線による刺激をダイレクトに受けてしまう部位です。

エアコンの風やメイク、紫外線といった刺激が唇の乾燥に繋がるのです。

マスクによる水分の蒸発

近年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクを着用する機会が増えた方も多いのではないでしょうか?

マスクを着用していると口元が保湿されているように感じますが、マスクを外した時に覆っていた部分の水分が一気に蒸発し、唇が乾燥してしまいます。

またマスクの内側に唇が擦れることで摩擦によるダメージで乾燥してしまうこともあります。

このように、マスクを着用が唇の乾燥に繋がるケースも少なくありません。

生活習慣の乱れ

寝不足や不摂生など生活習慣の乱れも唇の乾燥と深い関係があります。

生活習慣が乱れるとホルモンバランスが崩れ、天然保湿因子(NMF)が失われやすくなります。

天然保湿因子が失われると唇の皮膚内の水分が逃げやすくなり、乾燥してしまいます。

唇の乾燥によって起こるトラブルとは?

唇の乾燥を放置しておくと、さまざまなトラブルの原因になります。

主な唇のトラブルは以下の通りです。

  • 皮剝け・ひび割れ
  • 口唇炎・口角炎などの炎症

1つずつ解説していきます。

皮剝け・ひび割れ

唇の乾燥による症状として最も多いのが皮剝けやひび割れです。

気になって皮を剝いてしまうしまいたくなる人もいるかもしれませんが、出血や炎症の原因になるので避けましょう。

口唇炎・口角炎などの炎症

唇の乾燥を放っておくと、口唇炎や口角炎になり腫れや痛みが生じることもあります。

口唇炎や口角炎は食事が滲みたり口を開けたときに切れてしまったりする可能性もあるので、医薬品のリップクリームなどを使って早めに治すことが大切です。

唇が乾燥したらどうするべき?おすすめの対処法

唇が乾燥したら放置せず、早めにケアすることが大切です。

乾燥したまま放っておくと皮剥けやひび割れなどのトラブルだけでなく、口唇炎などの炎症を引き起こすリスクもあります。

唇は乾燥しやすい一方で、ターンオーバーが早く乾燥は治りやすい箇所でもあります。

しっかりケアを実践すればトラブルを防げるので、なるべく早めに対処しましょう。

自分に合うリップクリームを選ぶ

唇の乾燥ケアの基本はリップクリームを塗ることです。

リップクリームをこまめに塗ることによって唇が保護され、水分が逃げるのを防ぐことができます。

リップクリームは商品によって配合されている成分が異なるため、自分の唇の状態や症状に合わせて使いましょう。

どのようなリップクリームを選べばいいのかについては下の表を参考にしてみてください。

またリップクリームについては「唇が荒れる・ヒリヒリする…正しいリップケアでぷるぷるな唇を目指そう!」でも紹介しているので、是非合わせてご覧ください。

唇の状態選ぶリップクリームの特徴
乾燥が酷い・保湿成分の配合されたもの
紫外線対策も兼ねたい・UVカット効果のあるもの
炎症が起こっている・抗炎症成分が入ったもの
・医薬品のリップクリーム

唇は非常にデリケートな部位で、リップクリームの成分が合っていないとヒリヒリしたりかぶれたりする可能性があります。

合わない場合は使用を中止して別のものに変えましょう。

リップクリームはこまめに塗り直す

リップクリームは乾燥を感じたらこまめに塗り直すことが大切です。

乾燥するとすぐに皮がむけたりひび割れたりしてしまうので、早めに保湿しましょう。

リップクリームはスティックタイプの他にもジャータイプやチューブタイプといった種類があります。

指で塗るタイプのリップクリームを使用する場合は、清潔な指で優しく滑らせるようにしましょう。

塗るときに力を入れすぎてしまうと、摩擦によりかえって乾燥を招く可能性があるので注意が必要です。

リップスクラブやパックなどのスペシャルケアを取り入れる

日々の保湿ケアの他に、リップスクラブやリップパックなどのスペシャルケアを取り入れても良いでしょう。

リップクリームでの保湿に加えて、週1~2回スクラブやパックなどのケアでさらに美しい唇を手に入れられます。

リップスクラブは唇の古い角質を取り除くケアですが、頻繁なスクラブやゴシゴシと擦る行為はかえって唇のダメージになってしまいます。

唇にトラブルがない状態で、頻度を守って優しく行うことが大切です。

リップパックはパック専用のリップクリームを使うか、もしくは普段使っているリップクリームやはちみつでも代用できます。

唇にたっぷり塗布したあとラップをして10分ほど置いて外すだけなので、乾燥が気になる人は試してみましょう。

家にあるものでリップパックをしたい方は「唇パックは家にあるものでもできる!効果やおすすめのやり方を紹介!」をご覧ください。

規則正しい生活を心がける

唇の乾燥はホルモンバランスの崩れも関係しているので、外側からだけでなく内側からのケアも必要です。

不規則な生活や暴飲暴食、不摂生を繰り返していると免疫力が下がり、唇の乾燥だけでなく口唇ヘルペスなどの原因にもなりかねません。

普段から規則正しい生活とバランスの良い食事を心がけ、なるべくストレスを溜め込まないようにしましょう。

唇の乾燥を予防する!日常生活で意識するポイント

唇の乾燥を防ぐにはリップクリームやスクラブ・パックなどのケアを行う、そして規則正しい生活を送ることが大切です。

しかし唇の乾燥は、知らず知らずのうちにやってしまっている行動が原因で悪化してしまう場合もあります。

ここでは唇の乾燥を予防するために日常生活で意識すべきポイントを紹介します。

「しっかりケアしているのにいつも唇が乾燥してしまう」という方は参考にしてください。

唇を乾燥させる行為を避ける

無意識のうちに唇を擦ったり舐めたりしてしまっていませんか。

しかし唇はデリケートなのでなるべく刺激を与えないようにすることが大切です。

乾燥が気になっているとつい触ってしまいがちですが、唇の乾燥が悪化する原因になるので避けましょう。

リップ下地を塗ってからメイクする

リップメイクをするときは必ず先にリップ下地を塗ることを心がけましょう。

口紅やグロスなどの化粧品は唇への刺激になり、乾燥に繋がる可能性があるためリップ下地やリップクリームで保護することが大切です。

近年はマスクを着用しても落ちにくいティントタイプが流行していますが、唇への負担が大きく唇が乾燥して荒れやすくなることもあるので注意しましょう。

またメイクを落とすときはポイントメイク用クレンジングを使って、なるべく刺激にならないよう意識することも大切です。

鼻呼吸を心がける

唇の乾燥を予防するには、鼻呼吸を意識して生活しましょう。

普段から口呼吸している人は風があたって唇が乾燥しやすくなります。

どんなにリップクリームで保湿していても、口呼吸をしているとすぐに唇が乾燥してしまい意味をなさなくなってしまいます。

普段から唇を保湿しているのにすぐ乾燥してしまう方は口呼吸が原因かもしれません。

まとめ

本記事では唇が乾燥する原因や唇のトラブル、そして唇の乾燥の対策方法を紹介しました。

唇はバリア機能が弱い部位で、外部からの刺激やホルモンバランスの乱れによって乾燥しやすいのが特徴です。

唇の乾燥対策をするには自分に合ったリップクリームでこまめに保湿し、規則正しい生活でホルモンバランスを崩さないことが大切。

毎日の保湿ケアだけでなく、無意識に唇を刺激する行為を止める、鼻呼吸を心がけるといった普段からの行動も重要です。

日々のケアや意識の積み重ねで、美しく潤った唇をキープしましょう。

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