目の下にクマがあると、疲れて見えてしまったり、老けて見えてしまいますね。
メイクでカバーしても何となく目元がどんよりしている・・・そのような人もいるのではないでしょうか。
クマを改善する方法はいくつかありますが、そのひとつとして美容鍼がおすすめされています。
この記事では、セルフでできるクマ対策と、美容鍼のクマへの効果についてお伝えします。
クマで悩まれている方は参考にしてください。
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目の下にできるクマには3種類ある
目の下にできるクマには、3つの種類があります。
「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」です。
それぞれのクマで原因や対策が異なり、中にはセルフケアでは解消できないクマもあります。
ちなみに美容鍼では、どのクマも改善させていくことが可能です。
血液の滞りによる『青クマ』
青クマは、血行不良が原因で生じます。
目の下は皮膚がとても薄いので血行不良になると血液がたまってしまい青っぽく見えてしまうのです。
皮膚の薄い人は特に青クマが目立つ傾向にあります。
目尻を引っ張ってクマが薄くなるという場合は青クマです。
色素沈着による『茶クマ』
茶クマは、色素沈着が原因で起こります。
目の下をこする癖がある方や、メイクを落とす際にごしごしこすってしまっている人、メイクが落としきれていない人などは茶クマになりやすいです。
皮膚の色素沈着や、角質が分厚くなってしまったことで、目の下が茶色く見えてしまいます。
たるみによる『黒クマ』
黒クマは、たるみにより起こるクマです。
上を向いて薄くなる場合は、黒クマの可能性が高いでしょう。
目の下がたるむことで影ができてクマのように見えてしまっています。
また、加齢とともに筋力がなくなり、くぼんで見えていることで黒クマのようになることもあります。
目の大きな人は黒クマが起こりやすいです。
目の下のクマについて詳しく知りたい方は「目の下のクマはどうしてできてしまうの?クマ解消に効果的なアイテムについてもご紹介!」ご覧ください。
クマの種類別!美容鍼でアプローチするツボやポイント
美容鍼では、「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」へのアプローチが可能です。
美容鍼では、ツボや筋肉に鍼をさして血行を促進させたり、表情筋に直接作用させたりします。
鍼をさすことで、肌内部でコラーゲンやエラスチンなどの生成が促されるため、肌の若返り効果を期待できます。
美容鍼では、それぞれのクマに対して、異なる方法で施術を行っていきます。
青クマ
青クマの場合は、血行不良が原因のため、目の周りの血流を改善させるツボに刺激を与えます。
また、冷えや疲れも青クマにつながりやすいため、それらに対してアプローチしていくツボにも刺激を与えます。
自律神経のバランスが崩れていると血行も悪くなってしまうため、自律神経のバランスを整えるツボも刺激します。
茶クマ
茶クマの場合、普段から目をこする癖などは意識して辞めていかなければいけません。
それと当時に美容鍼で肌のターンオーバーを促進させて、色素沈着になっている部分や角質層に厚みが出ている部分の改善を図ります。
新しい皮膚が作られることで、茶クマも改善されていきます。
黒クマ
黒クマの場合は、目の周りの筋肉が低下することでたるみが生じやすくなっているので、目の周りの筋肉やたるみの原因となる筋肉に鍼をさしていきます。
眼輪筋・前頭筋・側頭筋などの筋肉に鍼をさすことで、たるみを改善させていき、黒クマを改善させるのです。
美容鍼に通い続けた結果どうなるの?
美容鍼でクマが改善することは分かりましたが、どれくらいの期間通えば効果が出るのかということも知りたいですよね。
これはクマの種類によって通う期間の目安が変わってきます。
青クマの場合は、全身の血流が良くなり、目の疲れが取れれば改善されるので、数回通えば見た目の印象が変わったと実感される方が多いです。
茶クマの場合は、新しい皮膚に生まれ変わらせながら少しずつ薄くしていくので、やや時間がかかります。
1年以上は継続して通ってみてください。
黒クマは、たるみが原因なので、早ければ3ヶ月から半年、長くても1年ほど通えばリフトアップ効果によりたるみが目立たなくなっていると実感できるでしょう。
ただし効果には個人差がありますので、サロンで相談しながら施術を受けてください。
通う頻度は月に1~2回を目安に
美容鍼は通えば通うほど効果が出るというものではありません。
適切な頻度というものがあります。
皮膚に傷をつけますので、間隔をあけて通わなければかえって肌を傷めてしまう可能性もあるのです。
また、通い過ぎてしまうと効果を実感しにくくなってしまいます。
月に1回から2回くらいのペースがおすすめです。
茶クマと黒クマは改善に時間がかかる
茶クマと黒クマは改善させるために時間がかかります。
時間がかかるということは、それだけ多く通わなければならなくなるため、負担もあるでしょう。
どのように治療を進めていくかは鍼灸師さんとよく相談してください。
通わない期間はおうちで予防することが大事
美容鍼は、継続することで目のクマを改善していくことができますが、自宅でのセルフケアもあわせることでより早く改善効果を実感できたり、クマの悪化も防げます。
目は毎日酷使している部分なので、できるだけセルフケアも取り入れてあげましょう。
ツボを押す
目の疲れに効果的なツボを押すことで、目の疲れを解消し、クマにならないようにすることができます。
睛明(せいめい)は、まぶたのむくみ軽減や、目の下のたるみ、目の周りのしわやクマに効果のあるツボです。
魚腰(ぎょよう)は、目の開きをよくしたり、おでこのシワへの効果もあるツボになります。
目の周りのクマやシワにも効果的です。
神庭(しんてい)は、お顔全体のむくみ解消や目の周りのクマに効果的です。
体を温める
目の下の血行不良を改善させるために、入浴後にホットタオルで目を温めるのもおすすめです。
青クマの改善に効果を期待できます。
ホットタオル以外にも、目元を温めるアイマスクなどがありますので、それらを使用しても良いでしょう。
食事に気をつける
食事に気をつけることで、目のクマを改善させていくことに役立ちます。
ビタミンEは血行促進効果があるため、青クマに悩まれている場合は、ビタミンEを積極的に摂取しましょう。
ビタミンCも併せて摂取することでビタミンEの働きをサポートしてくれます。
タンパク質は、皮膚をつくる材料となるため、しっかり摂取してハリや弾力を維持できるようにしてください。
ハリや弾力のある肌になれば、たるみも予防できるため、黒クマの改善に役立ちます。
スキンケアや紫外線対策をする
スキンケアや紫外線対策をしっかりと行うことで、色素沈着を防ぐことにつながり、茶クマの予防ができます。
目の下はこすらないように優しく洗う、メイクをしっかり落とす、日焼け止めを塗るなどして、目の周りを守ってあげましょう。
まとめ
目の下のクマは、美容鍼で改善させることが可能です。
ただし、目は毎日酷使している部位なので、美容鍼でのケアだけでなくセルフケアも取り入れることでより改善効果を高めることができるでしょう。
美容鍼になかなか通えないという場合でも、セルフケアを取り入れることで通う頻度を減らすことができます。
ぜひできることからはじめてみてくださいね。