歯は人の印象を左右するパーツです。
特に笑顔の瞬間に目立つ部分でもあるため、歯が白く美しい人の笑顔は、より輝いて見えるでしょう。
しかし、老化や生活習慣の影響で歯が茶色・黄色にくすんでしまうと、一気にその印象も変わります。
実際に、歯の色が気になって人前で笑顔を見せたくないと感じる方もいるのです。
この記事では、歯を白くする効果がある歯磨き粉についての情報をまとめました。
歯磨きでのホワイトニングに興味があるのなら、ぜひ参考にしましょう。
ホワイトニング歯磨き粉の選び方
1日に最低2回は歯磨きをする方が多いのではないでしょうか。
その度にホワイトニングができれば、より効果が感じやすいと思うでしょう。
しかし、世の中には非常に多くの種類のホワイトニング歯磨き粉が流通しており、その選択に困ってしまうこともあります。
ここからは、ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際に注目するべきポイントを紹介しましょう。
成分
ホワイトニング歯磨き粉に含まれている一般的な成分は下記のようなものです。
【歯の表面に付着した汚れ・着色を落とす働きがある成分】
ポリリン酸ナトリウム・ポリエチレングリコール(REG)・ポリビニルポロリドン(PVP)
【歯をコーティングして、汚れや着色が再び付着するのを防ぐ成分】
ポリリン酸ナトリウム・ハイドロキシアパタイト
これらの成分を確認してホワイトニング歯磨き粉を選ぶと良いでしょう。
効果
ホワイトニング歯磨き粉は商品によって得られる効果が変わります。
自分が希望する効果が期待できる歯磨き粉を選びましょう。
ホワイトニング歯磨き粉にある代表的な効果は下記のようなものです。
【ホワイトニング効果】
歯を白くする効果で、ホワイトニング歯磨き粉全般に期待できるものです。
ジェル状・粉末状など多くのテクスチャが用意されており、ホワイトニング効果も商品によって変わります。
【口臭予防】
口臭予防効果のある歯磨き粉を使用すると、口臭の原因となる菌を殺菌し、長時間菌が繁殖しにくい口内環境を整えることができます。
【歯周病予防】
歯周病とは、歯の周りにある歯茎が炎症してしまう病気で、発症率が高いという特徴があります。
歯周病予防効果のある歯磨き粉では、歯周病になること自体を防ぐだけでなく、すでに歯周病になってしまっている方の進行を防ぐ効果も期待できます。
【虫歯予防】
虫歯予防効果のある歯磨き粉では、虫歯の原因である歯垢(プラーク)を取り除きます。
さらに虫歯に効果的なフッ素を配合しているものも多く、すでにある虫歯の進行も抑えられるのです。
値段
一般的にホワイトニング歯磨き粉は普通の歯磨き粉よりも値段が高いです。
普通の歯磨き粉が500円未満の商品のものが多いのに対し、1,000円前後〜価格帯が多いでしょう。
値段に見合った効果が得られるものかを、よく吟味する必要があります。
口コミ・評価
ホワイトニング歯磨き粉の効果は長期的に利用した人にしか分かりません。
そのため、その商品の効果を知るためには、インターネットを使用して口コミ・評価を確認すると良いでしょう。
多くのショッピングサイトでは口コミの閲覧が可能になっているので、ぜひ利用してみましょう。
- Point
- ホワイトニング歯磨き粉には歯を白くする成分・汚れを付着させない成分が含まれている
- ホワイトニング歯磨き粉の多くは、ホワイトニング以外の効果が期待できる
- ホワイトニング歯磨き粉はその他の歯磨き粉に比べると割高
- ホワイトニング歯磨き粉は口コミや評価を確認してから購入すると良い
ホワイトニング歯磨き粉のメリット
ホワイトニング歯磨き粉の成分や効果を説明しました。
ホワイトニング歯磨き粉を利用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
メリットを理解した上で活用を考えると良いでしょう。
医療ホワイトニングよりも安い
歯のホワイトニングはホワイトニング器具を利用して行うこともできます。
しかし、ホワイトニング歯磨き粉の購入よりもずっと高額な費用が必要で、定期的に利用することが困難だと感じる方もいるでしょう。
それらと比べて、ホワイトニングの方法としては非常に手頃な価格で実施可能です。
先ほども説明したように、ホワイトニング歯磨き粉自体は他の歯磨き粉と比べると高額ですが、歯磨き粉は1ヶ月程度もつものなので、コストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。
手軽にできる
ホワイトニング歯磨き粉は毎日の歯磨きでホワイトニングができるため、歯医者に通ったりする手間がかかりません。
歯磨き粉を変えるだけで歯を白くすることができるということです。
また、自宅で使用するホワイトニング器具と比べても、余計な時間がかからないため、気軽に実施できるホワイトニングだと言えるでしょう。
ホワイトニングに興味があるのなら、まず試してみるべき方法です。
市販のホワイトニング歯磨き粉の注意しないと危険な点
ホワイトニング歯磨き粉には手軽に始められて継続もしやすいというメリットがあることをお伝えしましたが、知っておくべき注意点もあります。
注意点を理解した上で使用を考えるようにしましょう。
研磨剤
ホワイトニング歯磨き粉の中には研磨剤が配合されているものがあります。
研磨剤は汚れを落とすために有効ですが歯を削る力が強く、歯の表面のエナメル質や歯茎にダメージを与えてしまう恐れがあります。
一度削られてしまったエナメル質は二度と元に戻りません。
同じ研磨剤でも、微粒子化された研磨剤を使用する「低研磨性」の歯磨き粉であれば、その心配はなくなります。
研磨剤不使用の歯磨き粉でも汚れを浮かせて落とす成分などが含まれていれば、歯を労りながら歯についた汚れもしっかり除去できるでしょう。
界面活性剤
界面活性剤は別名ラウリル硫酸ナトリウムと言い、味覚障害・肌荒れ・体内の酵素たんぱく質を変形させる恐れがある成分です。
本来混ざるはずのない水と油を強引に混ぜるために使用され、歯磨き粉では特に、この界面活性剤が含まれていると、歯磨き粉の泡立ちが良くなります。
体に良くない成分と言えるのですが、多くの市販の歯磨き粉に含まれてしまっているのが実情です。
可能ならば、界面活性剤不使用の歯磨き粉を選ぶようにしましょう。
- Point
- 研磨剤が含まれた歯磨き粉ははのエナメル質などを傷つけてしまう
- 界面活性剤の含まれた歯磨き粉は避けるべき
まとめ
歯に自信が持てないと、人との関わりにストレスを感じてしまうのではないでしょうか。
しかし、忙しい毎日を送る中でなかなかホワイトニングのための時間を用意するも難しいでしょう。
ホワイトニング歯磨き粉ならば、手頃な価格で歯を白くでき、継続して口内ケアが行えます。
この記事を参考にして、自分に最適なホワイトニング歯磨き粉を見つけましょう。
毎日の歯磨きタイムで歯を白くすることが叶えば、常に美しい歯を維持できます。