「ホルモンバランスが乱れると肌荒れが起きるって本当?」「肌荒れに効果的なサプリとは?」と疑問をお持ちの方に向けて、ホルモンバランスやサプリについて詳しく解説します。
ストレスや生活習慣の乱れなど、ホルモンバランスが崩れる原因は様々です。
肌荒れや感情の起伏など、心身ともに影響が及ぼされるため、必要な栄養素を摂取してバランスを整える必要があります。
肌荒れに効果的なサプリや栄養素について紹介します。
ホルモンバランスとは
ここで意味するホルモンとは「女性ホルモン」です。
女性ホルモンは主に「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類に分けられます。
ホルモンバランスは、これらの女性ホルモンが増減する釣り合いです。
年代によって変化していくホルモンバランスですが、ホルモンバランスは心身の健康に影響を及ぼします。
女性ホルモンの分泌量によって、イライラしたり、不安に感じたりすることがあるのです。
崩れる主な原因
ホルモンバランスが乱れる主な原因は、以下の通りです。
・加齢
・ストレス
・生活習慣の乱れ
・生理周期
仕事や学校で忙しい生活や、緊張状態が続くと、身体はストレスを感じやすくなり、ホルモンバランスが崩れてしまいます。
他にも、睡眠不足や栄養バランスの偏りなど、生活習慣が乱れると、ホルモンバランスは乱れやすいです。
加齢や生理周期などの身体の状態によっても影響を受けます。
- Point
- 忙しい生活や、緊張状態が続くと身体はストレスを感じる
- 睡眠不足や栄養バランスの偏りなど生活習慣が乱れるとホルモンバランスは乱れやすい
- 加齢や生理周期などの身体の状態によっても影響を受ける
ホルモンバランスが崩れると起こりやすいこと
ホルモンバランスが乱れると身体にどのような影響が及ぼされるのでしょうか。
肌荒れ
生理前になるとプロゲステロンの量が増加し、エストロゲンの量が減少します。
エストロゲンは男性ホルモンに似た働きがあるため、皮脂の分泌量が増加することで、毛穴トラブルが起きやすいのです。
一方、生理が終わるとエストロゲンの量が増加し、肌の状態が整いやすくなります。
そのため、生理周期に合わせてスキンケアの方法を変えたり、摂取する栄養素を考えたりすることが大切です。
感情の起伏
ホルモンバランスが崩れると感情の浮き沈みが激しくなります。
普段イラつかないようなことでイライラしてしまったり、小さいことで落ち込んでしまったり、感情の起伏が起こりやすくなるのです。
特に、生理前にホルモンバランスが乱れやすい状態は「PMS(月経前症候群)」と呼ばれています。
症状は個人によって差がありますが、生理前に感情が落ち込みやすいという人は注意が必要です。
生理不順
疲労やストレス、過度なダイエットなどによってホルモンバランスが乱れると、生理不順が引き起こされることがあります。
生理不順、ホルモン異常の状態をそのまま放置することによって、身体にもたらされる症状は様々です。
機能性子宮出血、黄体機能不全症、多嚢胞性卵巣症候群などの病気が引き起こされる場合があるので、ホルモンバランスが崩れないように注意する必要があります。
- Point
- 生理によってプロゲステロンの量と、エストロゲンの量は増減する
- ホルモンバランスが崩れると感情の浮き沈みが激しくなる
- 疲労やストレス、過度なダイエットなどによって生理不順が引き起こされることがある
肌荒れに有効な栄養素について
ホルモンバランスが乱れると肌荒れが生じることが分かりましたが、バランスを調整し、健やかな肌を保つためには栄養バランスのとれた食生活が大切です。
そこで、今回は肌荒れによい栄養素、食べ物、サプリメントなどについて紹介します。
タンパク質
肌、血液、筋肉、骨などの体を構成する細胞を作る基となる働きをします。
タンパク質が豊富に含まれる食材は、
- 肉(鶏のむね肉・ササミ、牛や豚のヒレ肉・もも肉など)
- 魚(サバ、アジ、イワシなど)
- 卵
- 大豆、大豆製品
- 乳製品
必須脂肪酸
肌の乾燥を防ぐ働きがあります。
肉(牛ロース、豚ロース、鶏皮など)、魚(うなぎ、サンマなどの脂の多いもの)、植物油(オリーブ油、ヒマワリ油、エゴマ油、など)、種実類(マカダミアナッツ、松の実、クルミ、ゴマなど)
食物繊維
腸内環境を整え、ニキビの原因にもなりうる便秘を防ぐ。
穀類(雑穀米、全粒パン、蕎麦)、芋類(こんにゃく、サツマイモ)、豆類(納豆、オクラ、インゲン豆、小豆)、野菜類(大根、カボチャ、ゴボウ、ブロッコリー、モロヘイヤ)、きのこ類(しいたけ)、藻類(ひじき)
水溶性ビタミン(ビタミンB群)
皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。
レバー、ウナギ、カツオ、マグロ、卵、牛乳、納豆、乳製品
水溶性ビタミン(ビタミンC)
コラーゲンを合成したり、メラニンの生成を抑える働きがあります。
果物(アセロラ、キウイ、柑橘類、柿、マンゴー、イチゴ)、野菜(パプリカ、ブロッコリー、芽キャベツ、ピーマン、豆苗、ゴーヤなど)
脂溶性ビタミン(ビタミンA)
皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。
レバー、卵(卵黄)、緑黄色野菜(ニンジン、ホウレンソウ、カボチャなど)
脂溶性ビタミン(ビタミンE)
脂質の酸化を防いだり、血行を促進する働きがあります。
アーモンド、植物油(ヒマワリ油、菜種油など)、アボカドなど
- Point
- タンパク質は健康的な肌を作るベースになる
- 食物繊維は腸内環境を整える働きを持つ栄養素
- 水溶性ビタミンは皮膚や粘膜を健康に保つ
肌荒れに効果的なサプリの選び方
ビタミンやミネラルなど、すこやかな肌を保つために必要な栄養素は、毎日の食事からとることが基本です。
しかし、肌に必要な栄養素を食事から十分な量をとるのはなかなか難しいでしょう。
そういう場合は、医薬品や健康食品(サプリメント)を上手に利用するのも一つの方法です。
サプリメントとは、栄養補助食品とも呼ばれ、ビタミンやミネラル、アミノ酸など栄養摂取を補助することなどが目的の食品のことで、健康補助食品とも呼ばれています。
この中でも、国が有効性や安全性を個別に審査し許可した特定保健用食品(トクホ)、国が定める特定の栄養成分の規格基準に適合した「栄養機能食品」、科学的根拠に基づいた機能性を表示した「機能性表示食品」の3つについては、安全性と効果が期待できるサプリメントや健康食品と言えます。
特定保健用食品
特定保健用食品(条件付き特定保健用食品を含む)は、食品の持つ特定の保健の用途を表示して販売される食品です。
特定保健用食品として販売するためには、製品ごとに食品の有効性や安全性について審査を受け、表示について国の許可を受ける必要があります。
特定保健用食品及び条件付き特定保健用食品には、許可マークが付いています。
栄養機能商品
栄養成分(ビタミン・ミネラル)の補給のために利用される食品で、栄養成分の機能を表示するものをいいます。
栄養機能食品として販売するためには、一日当たりの摂取目安量に含まれる当該栄養成分量が定められた上・下限値の範囲内にある必要があるほか、栄養機能表示だけでなく注意喚起表示等も表示する必要があります。
機能性表示食品
事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。
販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。
ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません。
- Point
- 特定保健用食品は食品の持つ特定の保健の用途を表示して販売される
- 栄養機能商品は栄養成分(ビタミン・ミネラル)の補給のために利用される
- 機能性表示食品は、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品
サプリ以外におすすめなアイテム
肌荒れを改善するのに効果的なサプリ以外のアイテムを紹介します。
普段のスキンケアにプラスすることで、ホルモンバランスが乱れやすい時期でも健やかな肌をキープすることができます。
化粧水
リベラータの「ジェントル リッチローション」は、やんばる豚プラセンタエキスを配合した化粧水です。
肌のターンオーバーを正常に機能させ、健やかな肌を目指すことができます。
美容成分が詰まっているため、美容液のような効果を得られるのです。
美顔器
リベラータの「ララルーチュRF」は様々な機能を兼ね備えた多機能美顔器です。
肌荒れの改善に役立つLEDトリートメントを搭載し、殺菌効果が期待できます。
他にも、EMS、コアパルス、RF波、ゲルマ配合半導体チップなどの機能を持ち、くすみ、しわ、たるみ、乾燥などのあらゆる悩みに効果的です。
まとめ
今回の記事では、「ホルモンバランスが乱れると肌荒れが起きやすいの?」「肌荒れを改善するのに効果的なサプリや栄養素は?」と疑問をお持ちの方に向けて、ホルモンバランスやサプリについて解説しました。
ホルモンバランスは、加齢、ストレス、生活習慣の乱れ、生理周期などによって崩れ、肌荒れや感情の起伏を引き起こします。
ホルモンバランスを整えるためにも、サプリで必要な栄養素を補うことが大切です。
さらに、化粧水や美顔器などでスキンケアの効果を高めることで、肌荒れの改善が期待できます。