肌を綺麗に見せるために使用しているファンデーションですが、毛穴落ちしてしまうと余計に毛穴が目立ってしまいます。
毛穴落ちしてしまうと、メイク直しも頻繁に行わなければなりません。
できるだけ素肌のように見せながら、毛穴落ちを防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか。
この記事では、ファンデーションの毛穴落ち対策についてまとめています。
ファンデーションの『毛穴落ち』って何？
ファンデーションの毛穴落ちとは、皮脂とファンデーションが混ざって毛穴に詰まっている状態です。
ファンデーションを塗ってすぐはとても滑らかに見えるのですが、時間が経過して皮脂が分泌されてくることで、皮脂とファンデーションが混ざってしまうのです。
そして混ざったものが毛穴に詰まることで、より一層毛穴が目立つようになってしまいます。
特に毛穴が開いている肌は、ファンデーションの毛穴落ちが目立ちやすいです。
ファンデーションによる『毛穴落ち』の原因は？
ファンデーションが毛穴落ちしてしまうのはどうしてなのでしょうか。
原因は大きく3つ挙げられます。
毛穴が開いている
毛穴が開いてしまうと、ファンデーションが毛穴落ちした際に、より毛穴が大きく広がって見えてしまいます。
皮脂の分泌量が多い場合や、肌が乾燥している場合に毛穴が開きやすくなってしまいます。
またメイクなどの汚れがしっかり落とせていないことで、古い汚れが毛穴に詰まり、毛穴が広がってしまうこともあります。
毛穴トラブルについて詳しく知りたい方は「毛穴レスのためのおすすめケアを紹介！毛穴トラブルを解決しよう」をご覧ください。
肌が乾燥している
肌が乾燥してしまうと、キメが乱れて毛穴が目立ちやすくなります。
乾燥している肌は、バリア機能が低下していて十分な潤いがありません。
間違ったお手入れや生活習慣、食習慣などの乱れで肌がより乾燥しやすくなってしまいます。
肌の水分が奪われないようにしっかり保湿することが大事です。
肌がたるんでいる
加齢とともに肌のたるみが出てきます。
コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力を保ってくれる成分が減少することで、肌がしぼんでしまいます。
肌がしぼみハリの無い状態になってしまうと、重力で毛穴も楕円形に広がっていきます。
楕円形に広がった毛穴に、ファンデーションが詰まりやすくなってしまうのです。
毛穴のたるみは、日頃のスキンケアを丁寧に行うことで予防できます。
ファンデーションの『毛穴落ち』はスキンケアで対策しよう
ファンデーションの毛穴落ちを改善させるためには、スキンケアで対策していくのがおすすめです。
特に保湿は徹底しましょう。
ここでは、おすすめのスキンケアアイテムもご紹介します。
クレンジング・洗顔で汚れを落とす
ファンデーションの毛穴落ちの原因のひとつとして、毛穴が開いてしまうことがあげられますが、これは毛穴に汚れが詰まってしまうことでも起こります。
古い皮脂汚れや落としきれていないメイクの汚れが毛穴に詰まってしまうと、毛穴が広がります。
強い洗浄力のクレンジングや洗顔は、肌を乾燥させてしまいますので、汚れは落として潤いは保持してくれるアイテムを使いましょう。
化粧水・乳液で保湿する
クレンジングと洗顔の後は、化粧水や乳液で保湿してください。
化粧水や乳液は、保湿成分を多く含むものを選びましょう。
毛穴落ちを防ぐためには、肌を乾燥させないことが大事です。
美顔器で更にケアする
毛穴落ちの原因として、たるみもあげられています。
加齢によるたるみには、美顔器の使用がおすすめです。
美顔器でたるみを引き締めることで、毛穴も引き締まりファンデーションの毛穴落ちを防げます。
ファンデーションで毛穴をカバーして陶器肌を目指そう
ファンデーションの毛穴落ちを防ぎたい場合、ファンデーションの使い方を工夫することも大事です。
では、どのように使えば毛穴落ちを防げるのでしょうか。
化粧下地で毛穴を埋める
ファンデーションを使う前に、化粧下地でベースを整えましょう。
化粧下地は、ファンデーションのノリを良くしてくれる効果や、皮脂の分泌を抑えてくれる効果、化粧崩れを防ぐ効果などがあります。
そのため、ファンデーションの毛穴落ちを防ぐことができるのです。
もし化粧下地を使用していないという場合は、化粧下地を使うだけでも毛穴落ちを目立たなくさせることができるでしょう。
化粧下地を使用する場合は、スキンケアアイテムを使ってから3～5分ほど時間をあけましょう。
時間をあけずに使用してしまうと、ヨレなどの原因になってしまいます。
毛穴に特化した化粧下地を用いることで、さらに毛穴を目立たなくさせることも可能です。
ファンデーションの種類ごとに塗り方を変える
ファンデーションには、リキッド・パウダー・クッションタイプなどがありますが、それぞれで塗り方のポイントが異なります。
塗り方を変えることで、毛穴落ちも防げます。
ファンデーションのタイプは、肌質に合わせて選びましょう。
| 種類 | 特徴 | 塗り方 |
|---|---|---|
| リキッド | ・みずみずしい仕上がりになり乾燥しにくい ・乾燥肌や敏感肌におすすめ | 両ほお・額・鼻・あご先にファンデーションをのせてスポンジで優しく全体になじませていく |
| パウダー | ・サラサラで使いやすく、塗り直しもしやすい ・脂性肌や敏感肌におすすめ | ブラシやスポンジを使って右頬→右額→左頬→左額の順に肌になじませ、最後に目、鼻、口まわりを仕上げる |
| クッション | ・リキッドとパウダーの良さを兼ねている ・普通肌や混合肌におすすめ | パフにファンデーションを取り、頬の高い部分から優しく置くように広げていく |
最後にフェイスパウダーで仕上げをする
ファンデーションを使用した後は、仕上げにフェイスパウダーを使うのがおすすめです。
フェイスパウダーは、汗や皮脂などを吸収する効果があるため、余分な皮脂が分泌されるのをおさえてくれて、ファンデーションの毛穴落ちも防ぐことができます。
まとめ
ファンデーションの毛穴落ちの原因は、毛穴の開き、乾燥、たるみということが分かりました。
ご自身の毛穴の状態を確認し、それに合うケアを行っていきましょう。
毛穴落ちさせないようにファンデーションを使うことができれば、つるんと滑らかな陶器肌になることができます。
