「冬になると肌の乾燥が気になる」「顔や身体に粉をふいてしまう」というようなお悩みはありませんか?
このようなお悩みを抱えている方におすすめなのが、オイルを使った保湿です。
オイルを使った保湿を行う際は、軽くマッサージするようになじませることで、よりしっかりとオイルを浸透させることができますよ。
この記事では、オイルを用いたリンパマッサージの方法やおすすめのオイルをご紹介します。
オイルを使ったケアで乾燥肌を解消させましょう。
リンパマッサージにはオイルを使うのが効果的
マッサージを行う際、なにもつけずにマッサージしてしまうと、摩擦により肌を傷つけてしまう可能性があります。
肌が敏感な人の場合は、赤みなどが出てしまう可能性もあるでしょう。
それらを防ぐためにもリンパマッサージを行う際はオイルを使用するのがおすすめです。
保湿力が高い
ローションやクリームを用いてマッサージする方法もありますが、肌が乾燥している場合、より保湿力が高いオイルを用いてマッサージするのがおすすめです。
ローションの場合は、蒸発してしまうとかえって肌が乾燥してしまう可能性もあります。
クリームの場合は、指をを滑らかに動かすためにたっぷりつけてしまうことになり、後でべたつきが気になるという場合もあるでしょう。
オイルを使うと、少量で伸びが良いのでべたつきも気になりません。
また、蒸発しにくいため、しっかり保湿してくれるだけでなく、肌に艶も与えてくれるのです。
伸びやすく摩擦を抑えられる
オイルはとても肌馴染みが良く、少量で良く伸び、マッサージを行う際に指による摩擦を抑えることができます。
摩擦を抑えることができるため、肌を傷つけてしまうリスクが減りますし、赤みが出たり肌トラブルが起こるというリスクも減らせます。
マッサージオイルの種類
リンパマッサージを行う際に使用することができるオイルには、様々な種類があります。
ここでは、マッサージにおすすめのオイルを5種類ご紹介します。
ホホバオイル
ホホバオイルは「ホホバ」と呼ばれる植物の種から抽出されているもので、正式にはオイルではなく、ワックスとなります。
皮脂バランスを整えてくれる効果があり、乾燥している肌にも、脂っぽい肌にも使うことができます。
浸透しやすいオイルなので、べたつきが少なくさらっとした使用感です。
日焼け防止にもおすすめなので、リンパマッサージに使用することで、日焼けからも守ってくれます。
赤ちゃんでも使える肌に優しいオイルです。
オイル名 | 使用感 | おすすめ肌質 | 特徴 |
---|---|---|---|
ホホバオイル | さらさらで浸透力が高い | すべての肌質◎ | ・日焼け防止・赤ちゃんにも使用できる |
スクワランオイル | さらさらで浸透力が高い | すべての肌質◎ | ・殺菌効果・エイジングケア |
アーモンドオイル | しっとりゆっくり浸透する | 乾燥肌、敏感肌 | ・艶の・赤ちゃんにも使用できるある肌へ |
グレープシード | さらさらで浸透力が高い | すべての肌質◎ | ・髪やと頭皮にも使用できる・血行促進 |
オリーブオイル | しっとり濃厚な仕上がり | 普通肌、乾燥肌 | ・エイジングケア |
スクワランオイル
スクワランオイルは、植物性と動物性があります。
植物性のものは、オリーブや大豆油、米ぬかなどから抽出されています。
動物性は深海鮫から抽出されたものになります。
人間の肌にある成分と同じため、肌になじみやすいです。
オイルとは思えないほどさらさらの使用感で、どのような肌質にもおすすめです。
殺菌作用もあり、ニキビの気になるお肌にもおすすめです。
アーモンドオイル
アーモンドオイルは、アーモンドから抽出されています。
ほのかに甘い香りがするオイルです。
ゆっくりと浸透していくオイルなので、長時間保湿効果が持続します。
ビタミンEを豊富に含んでいるオイルで、肌のエイジングケアに最適です。
しっとりした仕上がりになるため、乾燥肌におすすめで、艶のある肌にしてくれます。
肌に優しいオイルで、赤ちゃんでも使うことができるため、敏感肌のマッサージオイルとしてもおすすめです。
グレープシード
グレープシードオイルは、ブドウの種から抽出されているオイルです。
オレイン酸とリノール酸を多く含むオイルで、顔や身体だけでなく、髪や頭皮のエイジングケアにも最適です。
頭皮の毛細血管をしなやかにしてくれる効果が期待できるオイルなので、より栄養を届けやすい状態にしてくれます。
さらっとしたオイルで肌馴染みも良いです。
オリーブオイル
オリーブオイルは、オリーブの実から抽出されているオイルです。
乾燥肌におすすめのオイルで、抗酸化作用の高いオレイン酸やビタミンE、ポリフェノールなど様々な栄養素を含んでいるオイルです。
顔や身体、頭皮や髪のエイジングケアに最適です。
こってりしたオイルでやや重みがありますが、べたつきはありません。
普通肌や乾燥肌に特におすすめのオイルです。
マッサージオイルはドラッグストアやプチプラのものでも大丈夫?
マッサージオイルは、様々な場所で販売されています。
特に通販で購入できるマッサージオイルは、より多くの種類がありリーズナブルな価格の商品から高級な商品までラインナップが豊富です。
大容量のお得な商品もありますが、最初から大きなサイズを購入するのは抵抗があるでしょう。
初めてオイルを使う方は、まずドラッグストアで購入できるオイルを使用してみると良いでしょう。
リーズナブルなものだとベビーオイルがあります。
赤ちゃんでも使えるオイルなので肌に優しく安心です。
オイルを使ったリンパマッサージのやり方
オイルを使ったリンパマッサージはどのような方法で行うと良いのでしょうか。
マッサージのやり方をまとめておきます。
首~肩周りのリンパマッサージ
首や肩が凝っているという人は、首や肩のリンパマッサージを行うのがおすすめです。
首や肩をほぐすことで、顔まわりの血流も良くなるため、顔のむくみ解消効果も期待できます。
まずは、左側の首の後ろの付け根から鎖骨に向かって優しくマッサージしましょう。
撫でるように行ってください。
それから、右側の首の後ろの付け根から鎖骨に向かってマッサージします。
それぞれ行う側の反対の指先を使うと行いやすいです。
首~肩周り以外のマッサージについて詳しく知りたい方は「デコルテはマッサージで美しくなる!効果を高めるアイテムもご紹介」をご覧ください。
5回ずつくらいさすってください。
足のリンパマッサージ
むくみが気になる方は、足のリンパマッサージを行いましょう。
脚痩せ効果も期待できるマッサージです。
足のリンパマッサージは、手のひらで脚を包むようにしてふくらはぎのラインに沿って足首から膝まで5回上にさすります。
それから膝を包むようにして円をかくようにさすります。
最後に膝の裏のくぼんでいる部分に指をあてて軽く押さえます。
顔周りのリンパマッサージ
顔のむくみが気になる、顔のたるみが気になるという人は、顔のリンパマッサージを行いましょう。
血行が促進されるのでお化粧のノリも良くなります。
まずは、おでこから顎下、フェイスラインに沿って耳前のリンパ節がある部分まで優しくさすりましょう。
次にほうれい線から口の脇、頬を通り耳前にリンパ節までさすります。
そして、目の下から頬骨を通り耳前のリンパ節までさすり、目の下から目頭、まぶたを通って耳前のリンパ節までさすります。
最後に耳前のリンパ液を鎖骨の部分に流すように鎖骨まで優しくマッサージしてください。
流れるように動かしていくのがポイントです。
顔周りのマッサージにプラスして小顔になるためのマッサ方法は「小顔になるマッサージとは?リンパマッサージのやり方やコツをご紹介」で紹介しています。
マッサージオイルがないときはどうする?
マッサージオイルが無いという場合、代用できるものはあるのでしょうか。
マッサージオイルが無いけれどリンパマッサージをしたいという場合は、代用として乳液を使用したり、食用のオリーブオイルや胡麻油などを使うことも可能です。
ただし、食用のものは無添加であるか確認すること、肌に使用する前にパッチテストを行うことをおすすめします。
使用感はややべたつく可能性がありますし、ニオイが気になってしまうこともあるので、使用する際は少量から試しましょう。
乳液の場合は、肌に合うものであれば問題ありません。
まとめ
リンパマッサージにおすすめのオイルやリンパマッサージの方法をお伝えしました。
リンパマッサージを行うことで、血行が促進されるだけでなく、肌がよりしっかり保湿されます。
乾燥しやすい肌の方は、お風呂上りにリンパマッサージを行うのがおすすめです。
リラックス効果もあるため夜寝る前のマッサージもおすすめですよ。
1日の疲れを取ってあげましょう。