シワの主な原因は、加齢に伴い肌内部のハリを支える部分(コラーゲン組織など)が弱くなってしまうことです。
最近では肌内部のコラーゲン組織や細胞の活性化を促すシワ対策化粧品なども多く販売されるようになりましたが、これだけでシワを改善させるためには、かなりの時間がかかります。
加齢やたるみによるシワを、効率良く、素早く改善させるためには、やはり電気の力を使って肌内部にアプローチできる「美顔器」でのお手入れがオススメです。
この記事では、美顔器のシワ対策への効果や、おすすめの美顔器の種類についてご紹介します。
美顔器でシワを改善することはできる?
美顔器でシワを改善することは期待できますが、それぞれの原因に合った美顔器を使用することが大切です。
シワの原因は加齢によるものがほとんどですが、それ以外にも、乾燥が原因で生じる小じわなどもあります。
「乾燥が原因のシワ」に対しては、美肌効果のある美顔器、「加齢によるシワ」に対しては、リフトアップ機能やコラーゲン組織に働きかける機能のある美顔器がオススメです。
自分自身のお肌にシワができる原因を考え、自分に合ったそれぞれの美顔器を選ぶようにしましょう。
乾燥が原因のシワ
乾燥が原因の小ジワについては、比較的早く効果を感じることができるでしょう。
何故なら、美顔器を使えば肌表面の潤いは、普通に基礎化粧品を使うよりも格段に改善するからです。
普段のスキンケアの中で、化粧水や乳液、美容液等を手で塗る方が多いですが、美顔器を使用したスキンケアをする方がお肌へ浸透しやすくなり、保湿効果も高まります。
乾燥肌にお悩みの方やお肌が乾燥しやすくなってきたと感じている方は、美顔器を使用したスキンケアを取り入れてみることがおすすめです。
肌の乾燥については「肌が乾燥してしまう原因とは?改善方法も紹介!」で詳しく解説しています。
加齢が原因のシワ
加齢が原因のシワに対しては、少し時間を要します。
何故なら、肌奥のコラーゲン組織の衰弱を改善し、表情筋の衰えも改善しなければならないからです。
また、肌表面の乾燥を伴っている場合も多いので、肌奥と肌表面の両方の改善が必要になります。
そうなると、基礎化粧品だけの力ではなかなか改善は期待できません。
肌奥のコラーゲン組織の改善や表情筋を鍛えてリフトアップさせる美顔器でのお手入れが必要となってきます。
- Point
- シワの原因には乾燥と加齢がある
- それぞれの原因や悩みに合った美顔器を使用することが大切である
美顔器はおでこや目元のシワにも効果的?
美顔器は、おでこや目元にできるシワを改善するのに効果的なのでしょうか?
おでこと目元にはシワができやすい
おでこと目元はシワができやすい場所ということをご存知ですか?
おでこは紫外線によるダメージを受けやすい場所です。
紫外線によるダメージが積み重なると、年齢を重ねるとともにシワが増えていきます。
また、眉毛の上げ下げや目を見開いたりするなど、おでこは表情の動きによる影響を受けやすい箇所です。
目元周りの皮膚は薄く、デリケートな場所なのでシワができやすくなっています。
目の下にできるシワは「ちりめんじわ」と呼ばれていますが、こういった細かいシワは紫外線や乾燥によるダメージによって引き起こされるのです。
- Point
- おでこや目元周りのシワは美顔器を使用することで改善が期待できる
- おでこは表情の動きにより、凝りやすくシワができやすい
- 目元は皮膚が薄くデリケートであるため、シワができやすい
美顔器はおでこと目元のシワにも効果的
おでこや目元周りのシワは美顔器で改善することが期待できます。
シワを引き伸ばす働きのあるEMSは、電気刺激を表情筋に働きかけることで、シワを改善するアイテムです。
肌のたるみによるシワを改善するには超音波機能のある美顔器が良いでしょう。
皮膚の深層部を温めることで、コラーゲンを生成することができます。
美顔器でシワが増えることもある?
「美顔器でシワを改善しようとしたら、シワが増えてしまった」というケースはあるのでしょうか?
シワが増える可能性はある
美顔器でシワが増える可能性はあります。
ただし、シワが増えてしまうのは使用頻度や使用方法を間違えている場合です。
使用頻度が多すぎると肌が疲労してしまい、シワができる可能性があります。
美顔器は直接肌に当ててケアをするアイテムなので、使用前に説明書をしっかりと確認することが大切です。
正しく使用すれば問題ない
「美顔器を買ってシワが増えてしまうなら意味がない」と感じた方も多いかもしれませんが、それぞれの美顔器の使用方法や使用頻度を守り、使用すれば問題ありません。
使用方法や頻度を守って使用することで、肌のケアを効率的に行うことができます。
- Point
- 美顔器の使用頻度や使用方法を間違えるとシワが増える可能性がある
- 美顔器は使用方法を守った上で使用すると肌のケアに効果的である
美顔器は毎日行わない方が良い
美顔器は、毎日使わない方が効果的です。
頻度を守って使用することで肌が疲れてしまったり、美顔器によるケアに慣れてしまったりするのを避けることができます。
多くの美顔器は、週に2回から3回のケアを推奨していますが、製品によって使用方法や頻度は異なるので注意しましょう。
デートやお出かけ前の「スペシャルケア」として使用している人も存在します。
必要以上に刺激を与えてしまう
美顔器は肌に刺激を与えるため、毎日使用していると、必要以上に刺激を与えてしまい、お肌にダメージを与えてしまいます。
私たちの肌は考えている以上にデリケートです。
刺激が蓄積していくと肌に大きな負担がかかるので注意しましょう。
肌が慣れてしまう
美顔器には、化粧水や美容液が浸透しやすくなる成分が含まれているものも多く、使いすぎると、肌が美顔器によるケアに慣れてしまいます。
美顔器がないと美容成分が肌に浸透しづらい状態になる可能性があり、普段行っているスキンケアの効果が薄れてしまうのです。
肌の慣れを防ぐために、メーカーが推奨している頻度を守るようにしましょう。
顔の筋肉が過剰に疲れてしまう
美顔器には顔の筋肉を鍛えることができる機能を持つものがありますが、毎日使用すると、筋肉が過剰に疲れてしまいます。
疲労から回復していない状態で、美顔器を使用し続けると皮膚のたるみに繋がる可能性があります。
- Point
- 美顔器は毎日行わない方が良い
- 美顔器は毎日使うと、過剰な刺激を与えてしまったり、肌が慣れてしまったりする可能性がある
シワに効果的な美顔器の種類とは?
美顔器にも様々な種類がありますが、シワに効果的な美顔器もあります。
ここでは、シワに効果的な美顔器の種類をご紹介します。
RFタイプ
RFとは「Radio Frequency」の略で、肌に安全な電磁波のことです。
RFを照射すると、熱が肌奥のコラーゲン組織に届き、コラーゲンに熱ダメージが加えられます。
すると、細胞がコラーゲン組織を元に戻そうとして、ヒートショックプロテインというタンパク質を働かせて、自ら回復しようとします。
このような働きによって、コラーゲン再生が促進され、肌の奥から弾力が増し、たるみやシワが改善されるのです。
RF波(ラジオ波)については「ラジオ波が出る美顔器の効果って?使い方や注意点、オススメの美顔器までご紹介します!」で詳しく解説しています。
EMSタイプ
EMSは筋肉を収縮させて運動をさせる機能です。
たるんだ筋肉を運動させて鍛えることでリフトアップさせ、シワやたるみを改善します。
基礎化粧品だけでは改善させることのできない、深い部分に原因がある加齢によるたるみやシワに効果的です。
また、皮下脂肪が多くなり、重みが生じてたるみの原因になっている場合も、このEMSで筋肉を鍛えることで解消することができます。
EMS美顔器については「EMS美顔器の効果とは?使用方法や使用する際の注意点も解説!」で詳しく解説しています。
ララルーチュRF
ララルーチュRFには、RF(ラジオ波)はもちろんのこと、EMS機能も搭載していますので、加齢によるシワやたるみの解消に効果的です。
また、美容液の成分を肌の奥まで浸透させる「コアパルス」も搭載しているので、乾燥による小ジワにも効果が望めます。
さらに、LEDの機能も搭載しています。
LEDの黄色にはお肌のターンオーバーのサイクルを整える効果があるので、加齢によるターンオーバーの乱れを防ぎます。
また、LEDの赤色にはコラーゲンの生成を促す効果があるので、RFとダブルでコラーゲン組織に働きかけ、肌奥からのハリを取り戻します。
ララルーチュRFは、肌の奥と肌の表面に同時にアプローチできるので、どちらの原因のシワに対しても効率よく改善が期待できます。
シワだけでなく、様々な悩みを同時にケアしたい方は、ララルーチュRFがおすすめです。
- Point
- RFタイプの美顔器は、たるみやシワの改善に効果的である
- EMSタイプの美顔器はたるんだ筋肉を鍛えることができ、リフトアップさせる効果が期待できる
まとめ
シワの主な原因は加齢によるものと乾燥によるものがあります。
乾燥によるものは、肌の潤いを取り戻すことで改善が期待できるので、比較的手頃な価格の美顔器でも十分効果を望むことができるでしょう。
加齢によるコラーゲン組織に衰えや、筋肉の衰弱によるシワへの対策には、EMSやRF、コアアパスルといった、エステでも使用されているような本格的な機能が搭載されている美顔器が必要です。