「EMS美顔器って副作用あるの?」「EMS機能でどのような効果が得られるの?」
と疑問をお持ちの方に向けて、EMS美顔器について詳しくご説明します。
EMS美顔器の効果や副作用についてご説明するので必見です。
おすすめの美顔器も併せてご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
EMS美顔器とは
EMS美顔器とは名前の通りEMS機能を持つ美顔器です。
EMSは「Electrical Muscle Stimulation」の略称で、電気によって筋肉に刺激を与える機能を意味します。
プロのアスリートがダイエットやトレーニングに取り入れるなど、今日注目を集めている機能です。
顔の筋肉の中には日常生活の中でほとんど使用しない筋肉も存在し、年齢を重ねるとともにたるんでいきます。
EMS美顔器はハンドマッサージではほぐせない筋肉にも刺激を与えられるので、肌のたるみが気になる方におすすめのアイテムです。
EMS美顔器の効果
EMS美顔器に期待できる効果について詳しくご説明します。
目の下のたるみやシワの改善
老化によるたるみやシワの改善できるため、効率的にエイジングケアを行えます。
表情筋などの筋肉は年齢とともに衰えていくものです。
顔の脂肪を支えている筋肉が衰退すると、肌にたるみが生じます。
普段使用していない筋肉は衰えやすいため、EMSによって刺激を与えることで肌のハリを保つことができるのです。
特に30代、40代で顔の変化が気になる方はEMS美顔器でケアを行いましょう。
小顔やリフトアップ効果
EMSは「顔のむくみが気になる」「二重あごで悩んでいる」という方には嬉しい、小顔やリフトアップ効果が期待できる機能です。
例えば血行不良で顔がむくんでいる場合、EMS美顔器の刺激によって血行を促進することでむくみが解消されます。
フェイスラインがくっきりとしていないと太った印象を与えますが、EMS美顔器でケアを行うことで顔が引き締まるため、顔をすっきりと見せたい方におすすめです。
ターンオーバーの改善
EMSで顔をケアすることで、ターンオーバーを改善できる可能性があります。
ターンオーバーとは、古い皮膚が剥がれ落ちて新しい皮膚が生成されるサイクルのことです。
このターンオーバーは睡眠不足やストレス、間違ったスキンケア、紫外線、乾燥など、あらゆる要因で乱れるといわれています。
ターンオーバーが乱れるとシミやニキビ跡などが排出されずに、肌に溜まってしまいます。
そこでEMSを活用すれば肌の新陳代謝が向上して、ターンオーバーを改善できるのです。
美顔器の効果について詳しく知りたい方は美顔器ってどんな効果があるの?美顔器には様々な肌の悩みを解消する機能があります!をご覧ください。
- Point
- EMS美顔器とは電気によって筋肉に刺激を与える機能を持つ美顔器
- たるみやシワの改善が期待できる機能
- 小顔やリフトアップ効果にもおすすめ
- ターンオーバーの改善ができる
家庭用と業務用で違う?それぞれの特徴とは
家庭用美顔器と業務用美顔器にはどのような違いがあるのでしょうか?
家庭用美顔器
家庭用美顔器は、専門知識がない一般の方でも使用できるよう設計された美顔器です。
操作もシンプルで気軽に使用をスタートできますし、メンテナンス方法も難しくありません。
ハンディタイプ、マスク型など、簡単に取り扱えるデザインの製品も多く販売されています。
また、安全を考慮して出力が小さく設定されています。
出力が大きいと怪我や火傷を引き起こしやすくなるためです。
もちろん、使用方法を守らないとこのようなトラブルにつながる可能性があるので注意する必要があります。
業務用美顔器
業務用美顔器は、エステサロンなどのプロ用に設計された美顔器です。
業務用美顔器にはEMS以外にも、ラジオ波や超音波など様々な機能が搭載されており、操作に慣れるまで時間を要する可能性があります。
また、据え置き型などサイズが大きいのが特徴的です。
また、家庭用美顔器よりも出力が大きく設計されていることが多く、短時間の施術で高い効果を得られます。
インプラントはEMSの影響を受ける?
近年は歯の治療でインプラントが用いられることが増えており、人工の歯根で抜けている箇所を補っている方も多く存在します。
インプラントがある場合、EMSのケアを行っても支障はないのでしょうか?
結論、影響は受けない
結論から述べると、EMSによるケアによってインプラントに影響が及ぶ可能性は低いといえるでしょう。
インプラントでは金属のボルトを用いるため、「電気を使用するEMSが影響するのでは?」と不安を感じている方も多いのです。
しかし、電気や周波が影響を及ぼすという医学的エビデンスはありません。
そのため、インプラントで治療している方もEMSでケアすることが可能です。
電磁波過敏症の場合使用は避ける
電磁波過敏症の方は、EMSによるケアに注意する必要があります。
電磁波過敏症とは、身の回りにある電磁波を浴びると頭痛や吐き気を引き起こす症状のことです。
中には、疲労感やうつ、短期的な記憶喪失を訴える方も見受けられます。
原因についてはまだ解明されていませんが、電磁波によって免疫機能が低下することが関係していると考えられています。
携帯電話の使用によって影響を受けることもあるので、EMSは避けるようにしましょう。
取扱説明書上で使用禁止のものもある
EMSがインプラントに影響を及ぼす可能性はほとんどないと先述しましたが、取扱説明書上に注意書きが記載されているケースがあります。
「インプラントをしている部分は使用しないでください」などの記載がある場合、説明書に従ってください。
EMSがインプラントに影響する医学的エビデンスはないものの、その関係性がまだ完全に解明されていないため、万が一のために使用が禁止されていることもあるのです。
EMS美顔器の副作用
EMS美顔器にはたるみやむくみの改善、小顔、リフトアップ効果が期待できますが、副作用はあるのでしょうか?
金属アレルギー
美顔器のヘッド部分の金属にアレルギー反応を起こす人がいます。
金属アレルギーを持っている方はプラチナや18金でコーティングされたEMS美顔器の使用を避けるようにしてください。
プラチナや18金でコーティングされている製品でなく、ステンレス加工の施された製品を選ぶことをおすすめします。
アクセサリーや時計などで金属アレルギーを起こしたことがある人は、商品を購入する前に金属アレルギーの恐れがないか確認しましょう。
使いすぎによる筋肉への負担
早く効果を実感したくて、美顔器を過度に使用してしまう人がいますが、指定されている使用頻度よりも多く使用すると、筋肉に負担がかかってしまいます。
取扱説明書をしっかりと読み、使用基準を守ってケアを行いましょう。
筋肉に刺激が加えられすぎると、逆にたるみやむくみが悪化する可能性があります。
使用禁止部位への刺激
EMS美顔器を使用してはいけない禁止部位が存在します。
例えば上まぶた付近、耳まわり、喉仏、傷口などです。
シリコンなどが体内に埋め込まれている場合、その部分を避ける必要があります。
取扱説明書に使用禁止部位について詳細が記載されているので、使用方法を守って正しくケアを行いましょう。
ジェル不足による摩擦
EMS美顔器を使用する際にジェルやクリームが不足していると、摩擦によって肌がダメージを受ける可能性があります。
肌トラブルや乾燥を引き起こす原因となるため、十分な量のジェルを使用するようにしてください。
美顔器によっては専用のジェルが必要となる場合もあるため、購入前に確認しましょう。
摩擦でアザが出来る?
EMS美顔器を肌にあてる時に摩擦が起きると、肌にダメージが加わることがあります。
使用するジェルの量が少ないと、摩擦が生じてアザになることもあるのです。
EMS美顔器によるケアをする際は、十分な量のジェルやクリームを使用するようにして、取扱説明書の注意点を守ってケアしましょう。
直接肌にあててケアするものなので、使用方法が間違っているとトラブルにつながる可能性があります。
妊娠中は胎児への影響
EMS美顔器を妊娠中に使用すると、胎児に影響を及ぼす恐れがあります。
EMSが母体に及ぼす影響はまだ明らかになっていませんが、万が一のことを考えて使用を避けるようにして下さい。
EMS自体は医療機関やエステなどでも利用されるなど、安全性は立証されていますが、妊娠中は使用を避けるのが良いでしょう。
ペースメーカー、人工心肺などの医療用電子機器
ペースメーカー、人工心肺、心電計、点滴器などの医療用電子機器を使用している方は、美顔器の使用を避けてください。
パナソニック株式会社の公式ページによると、誤動作や事故、体調不良につながる恐れがあるため、使用が禁止されています(RF美顔器)。
また、近くにこのような機器を装着している方がいる場合も、美顔器を使用しないようにしましょう。
- Point
- 金属アレルギーや妊娠中の人は使用を避けよう
- 使用方法を間違えてしまうとが逆効果
- 十分なジェルを使用することが大切
ピリピリ感が苦手なひとな人はEMS美顔器を使わない方がいい?
ピリピリ感が苦手な方は、EMS美顔器の使用を避けるべきという意見も見受けられます。
EMS美顔器は電気を使用する機能であるため、独特のピリピリとした感覚を受けることがあります。
特に刺激を感じやすい人は低刺激タイプのEMS美顔器を選ぶことが大切です。
ちなみに、不動産・住宅サイトSUUMOのランキングによると、「買ったけど使っていない、もしくは無駄になってしまっている家電」で、美顔器などの美容家電は2位にランクインしています。
中にはEMS美顔器のピリピリ感が原因で、美顔器のケアをストップしたという方も含まれるかもしれません。
EMS美顔器は正しく使用すれば効果的!
EMS美顔器を使用する際の注意点をご紹介しますので参考にしてみてください。
十分なジェルを使う
EMS美顔器を使用する際は十分な量のジェルを併せて使用するようにしてください。
美顔器専用のジェルを使用することで、より高い効果が期待できますが、継続して使用するのにコストがかかる場合もあります。
市販のジェルも使用可能か、EMS美顔器を購入する前に確認しましょう。
美顔器専用ジェルについて詳しく知りたい方は美顔器の使用には専用のジェルは必須?効果の違いなどについて解説!をご覧ください。
使用頻度を守る
先述した通り、EMS美顔器を過度に使用するのは逆効果です。
説明書に記載のある使用頻度を守って、ケアを行うようにしましょう。
理想頻度は週に2回から3回ですが、製品によって使用方法が異なるので注意が必要です。
筋トレを休まずに行うと筋肉に過度な負担がかかってしまうのと同様に、美顔器でのケアにも休息が必要になります。
当てる場所に気をつける
禁止使用部位にEMS美顔器を当てないように気をつけながらケアを行いましょう。
基本的に「下から上へ」「内側から外側へ」使用するようにしてください。
重力に逆らってたるみを解消していくイメージです。
美顔器の効果的な使い方を知りたい方は美顔器の効果的な使い方について紹介!をご覧ください。
- Point
- 十分な量のジェルでケアを行おう
- EMS美顔器を過度に使用するのは逆効果なので使用頻度を守ろう
- 「下から上へ」「内側から外側へ」を意識したケア
おうちで簡単ケア!おすすめ美顔器
\ おうちで本格エステ! /
ララルーチュRF
ララルーチュRFは5つの機能が同時に作用するから、自宅で手軽にエステ並みの本格的なケアが実現できます。
特にEMS機能は家庭用美顔器としては最強とも言えるパワー。
※ピリピリした刺激が苦手な方でも安心の3段階調整機能付き。
まとめ
今回の記事では「EMS美顔器って副作用あるの?」「EMS美顔器にはどのような効果を得られるの?」と疑問をお持ちの方に向けて、詳しくご説明しました。
EMS美顔器はたるみやむくみ、もたついたフェイスラインを改善して小顔効果を期待できます。
金属アレルギーがある場合や、ジェルが不足している場合など逆効果になる恐れがあるため、使用法をしっかりと守ってケアを行うことが大切です。