新型コロナウィルスの感染対策として、マスクをつけている時間が長くなっています。
マスク生活が続くことで、肌荒れに悩まされている・・・という人も近年増えて増えており、マスクによる肌トラブルを改善させるための化粧品も多く発売されています。
では、マスクによる肌荒れはどうして起こるのでしょうか。
この記事では、マスクによる肌荒れの原因と対策についてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
マスクによる肌荒れを気にする人が増えている
肌荒れを感じている人にアンケートを取った結果、マスクが原因で肌荒れしているという人が多くいることが分かっています。
しかし、ウィルスから身体を守るためには、マスクは欠かせません。
マスク生活を続けながら、肌荒れしない方法を見つけて正しくケアしていく必要があります。
マスクによる肌荒れが起きる４つの原因
マスクをしていて肌荒れしてしまう原因は、摩擦や蒸れ、乾燥、刺激が挙げられます。
これらの原因が重なることで、マスクによる肌荒れが起きてしまうのです。
蒸れによる菌の増殖
マスクの中は、呼吸で蒸れてしまいます。
夏は汗の量も増えるのでさらにマスクの中が蒸れやすい状態です。
マスクで蒸れてしまうと、アクネ菌や細菌が繁殖しやすくなるため、ニキビなどの肌トラブルが起きやすくなってしまいます。
ニキビ跡の改善方法について詳しく知りたい方は「ニキビ跡を改善する方法は？美顔器はニキビ跡に効果的？」をご覧ください。
摩擦によるダメージ
マスクをつけたまま会話したり、表情が変化することでマスクが肌に触れ、マスクと肌の間で摩擦が起こります。
肌に摩擦の刺激が加わると、かゆみや痛み、ブツブツなどの肌トラブルが起きてしまいます。
水分蒸発による乾燥
マスクをつけていると、乾燥をケアできるイメージがあるかもしれません。
しかし、マスクの中は吐いた息の蒸気がこもっていて、マスクを外した瞬間にこれらの水分が一気に蒸発してしまいます。
これにより肌に必要な水分まで蒸発してしまうので肌が乾燥してしまうのです。
特にマスクが触れる部分がカサカサしているという場合は、マスクにより肌が乾燥していると言えます。
素材や繊維などによる刺激
マスクの素材や繊維によって、肌への刺激を強く感じてしまう場合もあるでしょう。
肌の角質がマスクの摩擦で剥がれてしまうと、肌のバリア機能が低下します。
肌に優しい素材のマスクをつけることで、刺激を軽減させることができます。
マスクによる肌荒れはスキンケアで対策できる
マスクによる肌荒れは、正しいスキンケアを行うことでケアできます。
マスクで肌荒れを起こしている場合、肌のバリア機能が低下している可能性があります。
そのため、バリア機能を高めるスキンケアアイテムを選びましょう。
肌が敏感になっているので、敏感肌用や低刺激処方と記載されているスキンケアアイテムを選ぶのがおすすめです。
また、バリア機能を正常に整えることができるように、保湿成分を多く含むものを選んでください。
きれいな肌を目指したいたい方は「肌を綺麗にする方法とは？おすすめのスキンケアを紹介！」も合わせてご覧ください。
まずはクレンジングで汚れを落とす
メイク汚れはクレンジングで丁寧に洗い流しましょう。
洗い流すタイプのクレンジングで、低刺激なアイテムを使ってください。
クレンジングを行う際は、油分の洗い流しがないようにぬるま湯でしっかりすすぐのがポイントです。
洗顔はしっかり泡立てる
洗顔する際は、こすらないように優しく顔を洗います。
摩擦が起きないようにしっかり泡立ててから洗うようにしてください。
洗い流す際は、ぬるま湯で丁寧に落とします。
洗顔料はフォームタイプやパウダータイプなど様々な種類がありますが、泡立てネットを使えばどのような洗顔料でもモコモコの泡を簡単に作れます。
洗顔後は化粧水・乳液ですぐに保湿する
洗顔後は、水分が蒸発してしまう前にスキンケアを行います。
化粧水で肌に潤いを補給して、乳液で潤いを閉じ込めましょう。
乾燥が気になる部分は重ねつけするのがおすすめです。
マスク着用時も肌荒れを対策を忘れずに
マスクを着用している時も、こまめに肌荒れ対策をしましょう。
特に汗をかいた後や蒸れが気になる時は、マスクを交換する、肌を拭いておくなどが大事です。
マスクの素材に気をつける
マスクにも様々な種類があります。
肌荒れしにくいマスクは、シルクやコットン、リネンなどが挙げられます。
シルクは人と同じタンパク質でできていることから、肌に負担をかけにくいです。
摩擦も起こりにくく肌触りがサラサラしているので気持ちよく使えます。
保湿力も高いので、乾燥も防げるマスクです。
コットンは、敏感肌に優しいマスクです。
肌への刺激を抑えられます。
リネンは、抗菌性や防臭性などもあることから、衛生的に肌を守れる素材です。
自分の肌にあった素材のマスクを使用するようにしましょう。
汗をかいたらこまめに拭き取る
汗をかいたあとは、こまめに拭き取ることで菌の繁殖を防ぐことができます。
マスクを外して肌の汗を優しく拭き取りましょう。
また、マスクを数枚持ち歩き、汗をかいた際に取り替えるのもおすすめです。
まとめ
マスクによる肌荒れは、正しいスキンケアとどのようなマスクを着用するのかによってある程度防ぐことができます。
マスクで肌荒れしてしまうという人は、まずはマスクの種類を見直して、それから普段のスキンケアアイテムも肌状態に合わせて選び直してみてください。
