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皮脂分泌を抑制するには?皮脂の原因や対処法について解説

スキンケア
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肌のテカリが気になる・・・そのようなお悩みはありませんか?

適度に皮脂があるお肌は、ツヤがあり美しいですが、皮脂の分泌量が多いと、テカテカ・ギトギトしてしまい、メイクも崩れやすくなってしまいます。

特に夏は、汗もかくので皮脂と汗でメイク直しの回数も増えて大変ですよね。

今回は、皮脂はどうして分泌されるのか、そして皮脂の分泌量をコントロールしていく方法などをまとめてみました。

皮脂分泌の原因は?なぜ皮脂は分泌する?

なぜ皮脂は分泌されるのでしょうか?

皮脂が分泌される原因、皮脂の役割についてみていきましょう。

皮脂分泌の原因

皮脂は、肌にとって必要なものです。

保湿機能を助けたり、外部から受ける刺激から肌を守ったり、雑菌の繁殖を防いでくれるなどの役割をしていますので、皮脂の分泌を完全に止めるわけにはいきません。

皮脂は、皮脂腺という部分から分泌されているのですが、分泌量はホルモンバランスや気温によって左右されやすく、正しくお手入れをしていないと、過剰に分泌されることもあります。

この過剰に分泌されてしまう皮脂が厄介で、肌トラブルの原因に繋がってしまうことがあるのです。

皮脂の分泌を放って置くと?

過剰に分泌されている皮脂をそのまま放置してしまうと、顔のテカリが目立ってしまう、ニキビができやすくなってしまうなどのトラブルに繋がります。

人の顔を見る時、自然とテカリがあるほうに視線がいってしまうことがあると言われているので、他人からもテカリは目立ちやすいです。

テカリがあると、清潔感がない印象に見える、だらしない感じがするなど、マイナスのイメージがあります。

そのため、男女問わず、テカリで悩んでいる人は多いのです。

また、皮脂の分泌量が多いと、ニキビや肌トラブルの原因にもなってしまいます。

適度に分泌されて入れば、肌を守ってくれるのですが、過剰に分泌されてしまうと、トラブルの原因になるということで、正しいスキンケアが必要になってきます。

脂性肌の改善策について詳しく知りたい方は脂性肌は改善できる!効果的なスキンケアや生活習慣をご紹介をご覧ください。

皮脂分泌を抑える方法【スキンケア】

では、過剰に分泌されている皮脂を抑える方法はあるのでしょうか。

実は、これは難しいことではありません。

正しくスキンケアすることで、皮脂の分泌量を調整していくことが可能です。

クレンジングで汚れを落とす

皮脂が分泌過剰気味の人にはジェルタイプ、ミルクタイプのクレンジング剤が洗い上がりをしっとりとさせてくれておすすめです。

オイルタイプは洗浄力が強く皮脂を取り除く効果も高いですが、逆に落としすぎる原因になるため使用を避けるのがベターです。

クレンジングの際はぬるま湯で小鼻やおでこを優しくマッサージするように落としましょう。

長時間のクレンジングも皮脂の落としすぎを招くため、1分程度を目安として終わらせるよう意識すると良いでしょう。

洗顔をしっかり行う

スキンケアの基本は洗顔です。

正しく洗顔を行っていれば、古い角質も除去されますし、肌に汚れが蓄積した状態になることもありません。

ただ、正しい洗顔方法というものを、間違って解釈している人も多いのです。

よくあるのが、ゴシゴシ顔をこすってしまうというケースです。

洗顔料を泡立てず、直接肌の上で泡立てている人も注意しましょう。

肌に摩擦をくわえてしまうと、必要な皮脂まで洗い流してしまうことになります。

洗顔料はしっかり泡立て、肌をこすらないようにしながら顔を洗って、しっかりすすぎましょう。

皮脂分泌量が活発なTゾーン、アゴ先は、丁寧に洗いましょう。

正しい洗顔方法について詳しく知りたい方は肌荒れの原因は洗顔かも?正しい洗顔方法を知って美肌になろう!をご覧ください。

化粧水や乳液で保湿する

洗顔後はすでに乾燥が始まっているため、早急に保湿しましょう。

目的や肌質別のおすすめ化粧水タイプは以下の通りです。

化粧水だけでは水分が蒸発してしまうため、必ず最後は乳液を使用しましょう。

化粧水の種類おすすめのユーザー効果配合されている主な成分
保湿化粧水乾燥肌敏感肌表面の角質層の保湿グリセリン
トレハロース
ヒアルロン酸など
収れん化粧水オイリー肌混合肌・過剰な皮脂の分泌抑制
・皮膚のタンパク質の引き締め
エタノール
クエン酸
スルホ石炭酸塩など
拭き取り化粧水毛穴のつまりや肌のごわつきが気になる人洗顔で落としきれなかった汚れや古い角質の除去アルコール
アルファヒドロキシ酸
界面活性剤など

正しいスキンケアについて詳しく知りたい方はスキンケアとは?正しいスキンケアについて解説!をご覧ください。

皮脂分泌を抑える方法【薬】

皮脂分泌を抑制させるにはスキンケアだけではなく、薬を使う方法もあります。

皮膚科やドラッグストア、通販、漢方薬局などで入手可能です。

形状も塗り薬タイプと飲み薬タイプがあり、肌の症状や好みに合わせて使い分けられます。

商品によって症状の改善に個人差があるため、使ってみて効果を実感できるものを探してみましょう。

今回は処方薬、漢方薬、市販薬についてそれぞれ解説します。

皮膚科で皮脂分泌抑制剤を処方してもらう

皮脂分泌抑制剤は名前の通り皮脂の分泌抑制効果が期待できる薬で、ニキビ治療にも使われます。

塗り薬はアゼライン酸やディフェリンゲル、イオウカンフルローションなどがあり、毛穴の汚れを落としたり、肌の新陳代謝をあげたりするのにも効果的です。

飲み薬は主にビタミン類が配合されたものになります。

これらの成分は皮膚科での受診によってのみ処方可能ですが、その分高い効果や最短ルートでの症状改善も期待できるため、医師に自分に合ったものを選んでもらうと良いでしょう。

漢方で改善する

漢方薬の最大のメリットは、副作用が起きにくく体質改善にも効果的な点です。

皮膚疾患に主に使用される薬の例をまとめてみました。

漢方薬名効果・効能
荊芥連翹湯
(けいがいれんぎょうとう)
・余分な熱を冷まし鼻の通りを良くする
・慢性鼻炎
・慢性扁桃炎ニキビ
桂枝茯苓丸加
(けいしぶくりょうがんりょうか)
・血の巡りを良くする
・ニキビ、シミ
・めまい、肩こり
・月経不順
​​十味敗毒湯
(じゅうみはいどくとう)
・ニキビ
・蕁麻疹
清上防風湯
(せいじょうぼうふうとう)
・顔の熱や炎症をとる
・ニキビ
・顔面・頭部の発疹

市販薬でニキビを治す

脂っぽくベタつきがちな脂性肌は、毛穴が詰まりニキビを引き起こしやすい肌タイプです。

ニキビは主に赤・白・黄色があり、炎症度・治療法が異なります。

それぞれのニキビにおすすめの商品をピックアップしました。

ニキビの種類おすすめの薬配合成分
赤色アポスティークリーム6g
(ゼリア新薬)
・イブプロフェンピコノール
・イソプロピルメチルフェノール
・ビタミンE酢酸エステル
白色イハダ アクネキュアクリーム
(資生堂薬品)
・イブプロフェンピコノール
・イソプロピルメチルフェノール
黄色クロマイセチン軟膏2% 15g
(第一三共)
・クロラムフェニコール

皮脂分泌を抑える方法【食事】

皮脂量と食べ物は大きく関係しています。

脂肪分の多い食事を好む人は、皮脂分泌が盛んになってしまうので、注意しましょう。

バターやマヨネーズ、チョコレート、ピーナッツなどは、摂取しすぎると皮脂の分泌量が増えてしまいます。

これらを摂取する際には、皮脂の分泌量を抑えてくれるビタミンB2やビタミンB6も取り入れるようにすると、テカリを抑えることができるでしょう。

ビタミンB2やB6は、美肌のビタミンともいわれています。

食事で取り入れる場合は、レバーやうなぎ、カツオ、玄米、まぐろなどがあります。

食事で補えない分はサプリメントで補う!

食事で全ての栄養を賄うのは大変なため、不足しやすい成分はサプリで補うのがおすすめです。

皮脂の量や食事バランスの乱れが気になる人は、下記の成分を試してみましょう。

  • 抗酸化作用・美白:ビタミンC
  • ホルモンバランスを整える:大豆イソフラボン
  • 皮脂の量を調整する:パントテン酸(ビタミンB5)、ビタミンB12
  • 美肌:ビタミンB2、ビタミンB6
  • 保湿:セラミド、コラーゲン、プラセンタ、ヒアルロン酸

まとめ

皮脂の過剰分泌は食生活の乱れ、肌の乾燥、間違ったスキンケアが原因の可能性がありますが、正しいケアで改善させることが可能です。

皮脂が多いとニキビや肌荒れを引き起こしたり、メイクが崩れやすくなったりして、美肌から遠ざかってしまいます。

肌のベタつきを感じたら、まずはスキンケアを見直してみましょう。

それだけでは効果が見られない時は薬やサプリに頼ってみるのも効果的です。

内側、外側の両方から美肌改善のアプローチをしましょう。

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